日曜プログラミング

休日趣味でやってるプログラミング関連記事をダラダラと

DynamicDraw 感想

前から気になっていた DynamicDraw を初めてまともに試してみた。使った動機は Datomic ブログで時折見かけるリレーションダイアグラムを自分でも書き起こしてみたくなったので。

良い点

  • 良く使う図形パーツをチップと言う呼び名で登録しておける
  • チップ集を集めて特定目的の作図テンプレートとして保存しておける
  • キーボードショートカットを右手 or 左手に集約してもう片手でマウス操作を想定した作り
    • コンセプトが分かると良く練られた UI・操作だと思う
  • 部品に細かく設定できる部品間リンク設定
    • DynamicDraw ではモリプと呼んでるが、最近の Office なら可能な図形オブジェクト間をヒモ付けるアレ
    • 個人的には表部品の各行にもリンクを設定可能なのが決め手となった
  • 作った図はオブジェクト埋め込みの他、拡張メタファイルとしても貼り付けられる
    • これで DynamicDraw を使わない MS Officer も安心

悪い点

  • UI がかなり独特
    • 良い点で挙げた良く練られた UI と言う点だが、これは裏を返せばかなり独特な UI と言う事でもある
    • 多少の慣れが必要だがそれを乗り越えてでも使うメリットはあると思う

作った図を部品として使い回せると言う所は Excel 標準の図形描画ツールにはないかなり大きなアドバンテージで、公式の紹介にある「設計書、仕様書等の作成に特に優れた能力を発揮します」と言うのも納得。

2013/12/04 追記:
元のブログの画像はOmniGraffeってので作ってるとブログコメントにあるのに後から気づいてググってみたらMac向けだった。